・過去の帯紙紹介文
第56号・・作家 重松 清さん
『子どもたちのココロが、ここに。』子どもの作文はどうしてこんなに楽しいんだろう。笑ったり、ホロリとしたり、読者は忙しいぞ。
第57号・・山陽新聞コラム欄『滴一滴』
半世紀以上の積み重ねは学校関係者だけでなく、県民の財産と誇れる。子どもたちに豊かな体験の場を提供するのは大人の務めだ。『おか山っ子』を読めば何が必要かが見えてくる。
第58号・・作家 あさの あつこさん
本物の子どもたちがここにいると思いました。息吹があり、感情があり、生活があります。読み終えてささやかな、でも、確かな希望をつかんだ気がします。子どもって、すごいな。
第59号・・フリーアナウンサー 森田 恵子さん
『生きるエネルギーがわいてくる』 まっすぐな心、素直な言葉。子どもたちのアンテナに触れると、優しさや勇気という力がこみあげてきます。
第60号・・掲載作品から抜粋
どんどん変化する日常や将来が不安になることもある。けれどいつか、そんな気持ち全部を差し引いてもおつりがくるくらい、楽しい未来に出合えるかもしれない。だから、つまずいたり、転んだり、時にふてくされて座り込んだりしながらも、結局はまた歩いてゆくだろう。
第61号・・歴史学者 磯田 道史さん
子どもが書く作文は時代をうつす鏡です。子どもの心は岡山のいまをどのようにとらえたでしょうか。書いた子どもたちもきっと大人になって自分の作文を読み返すことでしょう。
第62号・・作家 三羽 省吾さん
笑ったり遊んだり学んだり、だけじゃない。ちゃんと失敗して、ちゃんと叱られて、ちゃんと謝って。ちゃんとけんかして、ちゃんと泣いて、ちゃんと仲直り。子どもたちの世界にふれると、おじさんは少し反省してしまう。
第63号・・作家 小手鞠 るいさん
『おか山っ子』大好き。岡山で生まれ育った私は、今から四十年ほど前の『おか山っ子』の卒業生。子どもたちの心と声と言葉がきらめいているこの作品集は、私たちの未来を照らしてくれる太陽です。『おか山っ子』がある限り、岡山は晴れの国。
第64号・・作家 川上 健一さん
おか山の たからもの
わらったり、おこったり、ないたり。あたりまえの ことなのに、「おか山っ子」は ことばが かがやいている。
なんでもない ことばが、まるで まほうの ことばみたいに すてきだ。
ともだちに なりたいなあ。
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