イベント情報
中国・四国ブロック 栄養教職員部学習会を開催 - 当日の様子 -
 2008年12月6日(土)、岡山市のピュアリティまきびにて、「中国・四国ブロック 栄養教職員部学習会」が開催されました。 小柏先生の情勢報告、岡山県教職員組合東備支部の実践レポート発表、各県の現場実態交流と充実したものとなり、普段の現場では知ることができない情報を得ることができました。

 参加者は、広島県教職員組合4人、広島県高等学校教職員組合2人、鳥取県教職員組合1人、徳島県教職員組合3人、岡山県教職員組合19人、小柏先生を含め計30人となりました。

 まず小柏先生が、栄養教諭の配置は全国的に増えつつも各県ごとに格差があること、食育推進プランは文科省概算要求においてどのように割り振られているか、学校給食法の改正点、アレルギー対策に関するガイドライン、教育基本法「改正」による影響などの情勢報告がありました。配られた資料には詳細な情報が盛り込まれ、栄養教職員が日々変化する社会の動きのなかで、どのような役割を求められているかを改めて考えさせられました。


 続いて岡山県教職員組合東備支部よりが「食から学ぶふるさと学習〜ふるさと教員との連携から〜」と題して、実践レポート発表がありました。和気町では独自に「ふるさと教員」を導入し、地域に根ざした教育活動を展開しています。 地場産物の素晴らしさを学び、自ら食材を育てることで、考える力と地域への興味を深めることができるということが、スライドに映った子どもたちの笑顔からも良く伝わってきました。


 その後、四つのグループに分かれ、各県の現場実態の情報交換をしました。大阪では20,000食を作るため食材確保が難しいこと、広島では1日3献立を作る危険分散の手法をとっていること、徳島では食育リーダーを栄養教職員だけでなく養護教員や他の教員を交え話し合って決めていること、鳥取では主任制度を採用、給与も勤務シートを導入されているといった話がありました。県によってそれぞれに違う現状を知り、大変貴重な時間をすごすことができました。

中国・四国ブロック 栄養教職員部学習会を開催

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