1月22日(土)、23日(日)の2日間にわたり、神奈川県横須賀市において、日教組主催の平和集会が開催されました。
1月22日は全体集会後、4つの分科会にわかれて、それぞれのテーマに沿ったレポートの発表がありました。
第1分科会では、米軍基地を抱える沖縄、神奈川両県から発表があり、ほぼ一日中、毎日のように米軍のヘリコプターなどが飛び交うため、子どもたちが落ち着いて勉強できる環境ではないこと、また沖縄国際大学での米軍ヘリコプター墜落事件の後、住民の方々の不安がますますつのっており、いつも危険と隣り合わせの生活を強いられていることなど、現在の状況が話されました。
基地を抱えているがゆえの平和について話し合うことの難しさ、その状況の中でどのように子どもたちに語り、伝えていけばいいのか討論が展開されました。
「憲法9条」が改正されようとしている中で、もし改正されたら今の私たちの生活がどのように変わっていくのか。私たちはどこか他人事のように捉えていますが、自身の身にも起こりうることであることをきちんと認識しなければなりません。
そして子どもを取り巻いている大人たちがそのことを認識し、各々の中に取り込み、子どもたちになぜ今の日本の「平和」があるのか、真実の経緯を伝えていく役割を担っていかなければならないと改めて考えさせられた2日間でした。
「参加者の感想より」
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