岡山県教職員組合教育運動推進センター(略称:推進センター)は、1982年に設立されました。
この1982年は、高度成長路線政策のもたらした急激な経済・社会の変動、能力主義・管理主義、差別・選別の教育、子どもの非行・暴力などの問題が深刻さを増している年でもありました。県教組第49回定期大会では、「子どもたちの豊かな全面発達を保障し、将来を約束できる学校づくりが強く求められている」とし、教育荒廃の克服をはじめとする教育運動を推進する具体的な取り組みの一つとして、「教育運動推進センター」の設置が提案されました。
現在、子どもの貧困、教育格差などをはじめとする教育課題が山積しています。私たちは、子どもたちの学ぶ意欲や学びの過程、学びあう人間関係づくりを大切にし、社会に出て生きる力につながる「ゆたかな学び」とは何か、そして、その学びを保障する環境とは何かを追究し、とりくんでいます。
今後も、保護者や地域住民と連携をはかりながら、子ども・教職員が生き生きと輝く学校園づくりをめざし、研究活動をすすめ教育運動を提言していきます。どうぞよろしくお願いします。
教育運動推進センターの主な事業
○教育問題や教育実践に関する資料の発行
○「教育相談と講演の会」の開催
○「教育相談室」の開催
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| 県内各地の現場の先生や退職された先生方に研究員になっていただき、「平和教育」「同和教育」「教育課程」などの研究部会を組織しています。岡山県教組の教育研究活動の中心として、研究冊子の作成や講演会の設定など活発な研究活動が展開されています。 |
教育運動推進センターでは「保護者と教職員のための教育相談室」の運営もおこなっています。子育てや学級経営などについて、面接や電話、eメールなどで相談に応じています。ご希望の方は、遠慮なくご連絡ください。
〒703-8567岡山市中区西川原255番地
教育会館(おかやま西川原プラザ)4F
岡山県教職員組合 保護者と教職員のための教育相談室
TEL:086−272−8358 / FAX:086−273−3337
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