教育運動推進センター
−教育運動推進センター 教育相談と講演の会を開催しました。

  2010年11月27日(土)美作大学にて、教育相談と講演の会を開催しました。
  「教育相談」では、教育運動推進センター教育相談部会の研究員が5件の相談を受けました。午後からの講演会には、『いじめを考える』『親子ってなんだろう』『こころの底に見えたもの』になどの著作で有名な作家のなだ いなだ さんをお招きし、「正常ではなく成長」と題した講演をしていただきました。「教育相談」と「講演会」合わせると152人の参加がありました。

参加者からの感想の一部を紹介いたします。
  • 「視野を広げることによって、自分の居場所がみえてくる」という言葉が心に残りました。世の中の常識を変えて、自分の心の居場所を作ることから始める必要があると思いました。成長として、視野を広げていけたらいいと思います。
  • なだ先生の本をこれまで読ませていただいたことがあり、今日はすごく楽しみにしていました。先生のお話を聞いて、一番最初に思ったことは、「モンスター」と呼ばれている人たちのこと。ヒステリーに女性が多かったことの背景に女性差別があったことを考えると、「モンスター」と呼ばれている人たちもまた、差別を受けたり、孤独感を抱いたりしているのではないでしょうか。私たちからすると、遠ざけてしまっている存在が実は、いちばん話を聞いてほしいのでは?そう思い直すことができました。子どもたちに、自発性、自信、向上心をもって、毎日をいきいきと過ごしてほしいと思いました。私も他の人のために役立てる存在になれるよう頑張りたいです。元気の出るお話をありがとうございました。
  • 「正常ではなく成長」という講演のタイトルの意味がよくわかってきました。先生のお話の中で、精神病のもとになるものに差別によるストレスがあること、アルコール依存症の治療は、治させるのではなく、治った期間が3日→3か月のように続いたこと(成長)に気付かせること、ほめることで成長していくことを、頑張ったことで信用ができること、自分を必要とする人を見つけることができること、さらに前向きに考え、自己中心的でなく、周りを見ることができだすことなど、たくさんの心に残るお話がありました。教育も成長に目を向けてやること、自分の成長に気付かせてやることが大切だと感じました。先生は、医者として私たちは、教師として民主的人間に育てていくことが大切とわかりました。(成長=余裕、自分で立ち直る・決断できる)すばらしかったです。
教育運動推進センター 推進委員会・総会が開催されました


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