教育運動推進センター
−教育運動推進センター 教育相談と講演の会が開催されました

  2009年11月29日(日)総社市山手公民館にて、岡山県教職員組合教育運動推進センター・岡山県教職員組合備南地区協議会主催で、教育相談と講演の会を開催しました。
  「教育相談」では、岡山県教職員組合教育運動推進センターの教育相談部会の研究員が6件の相談を受けました。午後からの講演会には、『ハッピーバースデー』『ハードル』などの著作で有名な、教育カウンセラーの青木和雄さんと作家の吉富多美さんをお招きし、「子どもの心の声を聴こう」と題した講演をしていただきました。「教育相談」と「講演会」合わせると約100人の参加がありました。

参加者からの感想の一部を紹介いたします。

  • 本日は、本当にありがとうございました。『ハッピーバースデー』は、実は娘のほうから、「小学校の時に本をよんだんよ。おかあさんも絶対よんだらいいよ」と教えてもらい、家族全員で見ました。長男も教員になって2年目です。本人が今日どうしても来ることができなかったので、今日先生に教えていただいた話を家に帰って話そうと思います。本当にありがとうございました。
  • 青木先生の言葉で「がんばれ」という言葉は傷つける、何を思って「がんばれ」なのか!!…と聞いて私は涙がでました。私がそれを言っているからではなく、私自身が幼い時から「がんばれ」と言われることがきらいだったからです。その言葉を聞くといつも「私はがんばっているのに、まだがんばれと言うのか!!」といつも思っていました、そして、その気持ちをもっている私は、おかしいのか、と不安をもっていました。今日の話をきいて、心の中が「スー」としました。ありがとうございました。
  • 「がんばったね」というより、「がんばれ」という回数の方が多いな…と振りかえることができました。ことばのもつ重さや強さがとても伝わってくる講演会でした。否定より肯定、このことを忘れずにまた明日からやっていこうと思いました。
  • 大変貴重なお話を聞くことができ、ありがたく思っています。今日のお話を聞いて、改めて、普段の自分を振り返りました。叱っている、その言葉と、叱られた子どもの表情を思い返しました。明日から、即、今日の反省を活かしていきたいです。子どもたちの心の声を聞き、認めてあげることを大切にし、日々をしっかり過ごしていきたいと思います。
  • 本当に素晴らしい講演会をありがとうございました。私の息子も何度も何度も陰湿ないじめにあい、息子を通して、子どもをとりまく、社会のゆがみを見てきた親のひとりです。いじめを受ける子は弱いから…もっと強くなってほしいというのは何度となく相談した時に先生からいただいた先生からのことばです。今日の講演会でいじめは弱いからうけるのではないと言われたことばに心を打たれました。私自身も含め、子どもの心の声をきいて下さるかたがひとりでも増えてくださることを心から願っております。


教育運動推進センター 教育相談と講演の会

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