とどけ!どんぐり、福島へ!!
〜 教育復興支援活動として 小学校へ! 〜
福島県では、東電福島第一原発事故による野山への深刻な放射能汚染によって依然として様々な活動に制限が生じているそうです。学校内の敷地についても不十分ながら除染がすすめられているものの、野山の除染については行われておらず、その結果、小学校の生活科・図画工作科における、秋の木の実を使った活動の中止や代替物を活用せざるを得ない状況が続いているそうです。
このような事態から福島県教職員組合より、「子どもたちが安心して自然物を使った活動ができるようにするため、秋の木の実を福島の子どもたちに届けて欲しい」と支援要請がありました。この要請にもとづき、福島の子どもたちが安心して学べる教育環境の整備のため緊急の支援活動にとりくむことを決定し、各支部・各分会へ「どんぐりを集めて福島へ送ろう。書記局にどんぐりを持ってきて」とお願いすることになったのです。
この呼びかけに、たくさんの組合員の方、そして、たくさんの子どもたちが応えてくれました。
「子どもたちがいっぱい集めてくれました」「送るの、まだ間に合いますか?」「足りないようなら、もっと集めます」美作地区協議会の書記局にたくさんのドングリが集まりました。みかん箱くらいの段ボールに6箱分、その重さ約50kgものどんぐりです。ご協力ありがとうございました。集まったどんぐりは2013年11月25日に福島県教職員組合へ送付しました。
岡山で集めたどんぐりで福島の子どもたちが楽しく教育活動できるように、そしてなりより、一日も早く福島の子どもたちが不安なく野山を走りまわれるように切に願います。岡山県教職員組合はこれからも福島をはじめとした被災地の復興支援に引き続きとりくんでいきます。
(備北地区担当執行委員M)
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